Burnout Cyclist Diary

早々と燃え尽きる貧脚ライダーの自転車日記です。

2017.9.8〜9 耐久ラン完走へ 本番・実走編

9日1時に大阪駅前を出発予定だったが、明らかに交通量と歩行者が多く、ハイエースも駐停車できる場所がないため、急遽「野崎公園」スタートに変更。ハイエース出すときにタクシーのおいちゃんに逆走!って怒られたけど他県ナンバーだったからそれ以上はなし。すみません。

 

1時までに各自でバイクに買う気入れたり、チームで第一走者の人は準備したりして、全員キリがついたところで改めて注意事項等を伝える。夜間走行慣れてない子や体力的に不安な子が多いから、無理だけはしないようにと。


f:id:ssevo6:20170919022043j:image

 


f:id:ssevo6:20170919022054j:image

その後集合写真を撮って、各自の時間までブラブラ。1時超えてんのに大阪の夜は明るいなぁ…と改めて思った。

 

1班、2班…と順にスタートして、最後の4班を見送る。自分と会計のYはソロで完走を目指す。
f:id:ssevo6:20170919022224j:image

 

最初の10〜15キロはホントに信号が多くてストレスではあったが、アドレナリンが出てたのか、深夜でハイになってたのか、わからないけど気にすることもなく走る。最初の1時間で18キロ進むペースでまずまず。

 

堺浜の方へ抜けるまでの10キロは信号に捕まったのは数回もなく、快適に走ることが出来て住宅街に入り少し坂が増え出した所も軽快なペースで走った。その結果次の1時間(2時間経過)は23キロとまずまずのペースになる。その後も住宅街をひた走り第一チェックポイント(以後、CP)は到着予定の3時間を切るいいペースで到着。その他の班も少し遅れはあるものの順調に来ていた。

 

○ここで反省その1

イムリミットを気にせずに、ダラダラ休憩している人が多かった印象。それも上級生がやっていてはだめだな…。ソロ2人が焦っている中ゆっくりしてたからYも呆れてた。一応、車に乗ってたメンバーにLINEでその事を伝えてもらったんだけど、伝わっていなかったらしい。残念。

 

第二CPまでは残り55キロほどで、アップダウンを続けながら走り、途中で奈良県へ入る峠を1つ越えた。このあたりでソロのYが切れ始めたので先に行ってCPで合流することにした。流石に寝不足が効いてきてフラフラしだしたが、109キロ地点にある第二CPのコンビニへの到着予定時刻の7時で10分ほど遅れて到着しした。フラフラしてるのはまずいと思いハイエースの中で約1時間ほど仮眠。流石にきつかった。ここに来て何人かのメンバーにも疲れが見え始めて寝てる者も増えた。

 

第二CP後には1年生の見せ場でもある山岳書(9キロ、平均勾配約4.5%)の峠がある。と、同時に長い長い国道(酷道)25号線へ入ることになる。

ここで1年生を全員走らせ、上級生はなるべく休憩と言うかたちでハイエースへ。登り好きで、耐久ランまで全然走ってなかったのに余裕そうな同期と自分と後輩のソロ2人、班だけど1人で限界まで頑張りたいと言った後輩Nはそのまま1年生たちと一緒に走ることに。

 

f:id:ssevo6:20170919084014j:image

山岳争いの前に記念撮影。クロス部門とロード部門に分けてスタートしていった。ちなみに誰が1位、2位、3位かを自分は当てたので三連単!とか勝手にやってた(ごめんなさい)

 

後続から、先頭走る1年生追っかけたり、山岳賞が関係ない自分は力を使わないようにタラタラ走った。

 

ここで反省その2

山頂がわかりずらく、それによって1年生、ハイエースがそのままスルーしてしまい班によって合流が難しい状況になってしまった。その結果「班でゴール」という最初に決めていたルールが崩壊してしまった。ソロで走っていたからそこがよくわからず少し残念ではあった。

 

峠を越えてから、ひたすら名阪国道沿いの国道25号線をひた走る。地味にアップダウンがあるところで足にきそうなルートだった。ある程度登り終わり下りに入ったところで一緒に走っていた後輩Nが何度かホイールをロックさせてコーナーを曲がりきれずにヒヤヒヤしていたら、下りのヘアピンでついに外に膨らんでフェンスへ一直線。落車してしまった。Nが当たったのが鉄筋の柵であり、身体にそれが刺さっていないか非常に心配になったがかすり傷程度で済んでいた。しかし、膝を強打したらしく歩くのもままならいほどらしい。残念ながら後輩Nはリタイアとなった。

 

途中、奈良と三重県の県境のところに鉄橋があった。五月橋という名で二桁国道なのに橋の幅は1.5車線ぶんしかなかった。
f:id:ssevo6:20170920124113j:image

 

 その後は淡々と走り、157キロ地点の第三CPにて休憩。この時点で時刻は11時で予定時刻より1時間遅れではあるがタイムリミットまで8時間はある。僕だけであれば余裕だが後輩Yを完走させてあげたかったから、それなりのペースでなるべく距離は稼いでおきたかったから補給を最小限にしてスタート。

 

班組はソロよりも前を走ってもらわないと明らかに遅れていると判断して第四CPまで先行してもらい、先にスタートしてもらう。

 

第三CPをスタートしてほどなくして、Yが少しずつキツそうな顔をしていき、何でもない平坦の向かい風でついに千切れかける。喉が埃っぽい感じらしく、経験あるが風邪の前みたいな感じになるやつ。なんとか踏ん張ってたが200キロ地点にある第四CPで本人がリタイアを選択した。

 

それからは各班それぞれ別れて走り出すも、負傷者を出したりしてごちゃごちゃになっていた感。

 

ホントのソロになった僕は306をひた走り、友達からの電話で一度止まったり、何故かハイエースの助席にのってた神谷から補給を貰いながら走った。

 

その結果、第五CPの二ノ瀬には到着予定時刻通り16時につくことができ1時間あった遅れを巻き返せた。

 

その後は皆で走り、たまに千切り合いもしながら岐阜羽島、一宮と走り春日井まで無事に帰ることができた。

 

初めての耐久ランを走りきり、それぞれ頑張った皆を出迎えてあげてほしいとドラ専に連絡したら、盛大に迎えてくれた。ありがとう。
f:id:ssevo6:20170920012734j:image

 

約302キロ、獲得標高2780メートル完走。